こんにちは。

前回の記事では、ベトナムで生活して感じた**「日本以外で暮らすという選択肢」**について書きました。

海外で暮らすことは、決して毎日が旅行のように楽しいわけではありません。

不便なこともあるし、言葉や文化の違いに戸惑うこともある。

それでも僕は、3年後の53歳でタイへの移住を目指しています。

では、なぜタイなのか。

きっかけをたどっていくと、すべては2019年に行った初めてのパタヤ旅行に行き着きます。

あの旅行がなければ、今こうしてタイ移住を目標にブログを書いていることもなかったかもしれません。

今回は、僕とタイとの出会いについて書いてみたいと思います。


2019年、友人と初めてタイへ

僕が初めてパタヤを訪れたのは2019年。

友人との旅行でした。

当時の僕にとってタイは、

「日本人にも人気の東南アジアの旅行先」

というくらいのイメージでした。

もちろんタイという国は知っていましたし、バンコクやプーケット、パタヤといった地名も聞いたことはありました。

ただ、

「いつかタイに住みたい」

なんて考えたことはありません。

ましてや数年後、自分がタイ移住を人生の目標にするとは想像すらしていませんでした。

最初は本当に、ただの友人との海外旅行。

それが始まりでした。


初めてのパタヤ。「なんだ、この街は?」

実際にパタヤへ行ってみると、僕がそれまで知っていた街とはまったく違いました。

海がある。

ビーチ沿いにはホテルやレストランが並んでいる。

世界中から観光客が集まっている。

欧米人もいれば、アジア人もいる。

若い人もいれば、かなり年配の人もいる。

昼間は海沿いをのんびり歩く人たちがいる一方、夜になると街の雰囲気が一変する。

とにかくエネルギーがすごい。

初めて街を歩いたときの感想を一言で表すなら、

「なんだ、この街は?」

でした。

もちろん、それまでにも海外旅行はしていました。

ベトナムでの生活経験もあります。

それでもパタヤには、他の街とは少し違う独特の空気がありました。

良い意味でも悪い意味でも、いろいろなものが混ざっている。

きれいな部分だけではありません。

雑多で、騒がしくて、少し怪しい。

それなのに妙に居心地がいい。

僕にとっては、そんな不思議な街でした。


昼と夜でまったく違う顔を見せる

パタヤで特に面白いと感じたのが、昼と夜の違いです。

昼間はビーチを歩いたり、海を眺めたり、カフェでのんびりしたりできる。

少し足を延ばせば、また違った雰囲気の場所もあります。

ところが夕方になり、日が沈むと街の空気が変わっていきます。

ネオンが光り、人が増え、音楽が聞こえてくる。

街全体が動き始めるような感覚です。

パタヤの夜については、ここで細かく説明する必要もないでしょう(笑)。

世界的にも有名ですから。

お酒が好きな僕にとって、退屈するような街ではありません。

ただ、何度も訪れるうちに気づいたのは、僕が惹かれているのは夜だけではないということでした。

むしろ、

「何もしない昼間」

も好きになっていきました。

海を眺めながらコーヒーを飲む。

昼からビールを飲む。

暑ければホテルへ戻る。

夕方になったら、また外へ出る。

日本で仕事をしているときとは、時間の流れ方がまったく違います。

その感覚が僕には合っていました。


なぜこんなにパタヤが気になるのか

初めての旅行を終えて日常生活に戻っても、なぜかパタヤが頭に残っていました。

「また行きたいな」

と思う。

そして実際に、また行く。

その後、コロナ禍で自由に海外へ行けない時期がありましたが、それ以外はタイへ足を運ぶようになりました。

パタヤだけでなく、プーケットにも行きました。

タイを何度も訪れるうちに、最初の「面白い旅行先」という感覚が少しずつ変わっていきました。

旅行先なら、一度行けば満足する場所もあります。

観光名所を見て、

「楽しかった。また別の国へ行こう」

となる。

でもタイは違いました。

何度行っても、

「また来たい」

と思うのです。

そして、いつの間にか、

「ここに住んだらどうなるんだろう?」

と考えるようになりました。


旅行先から「暮らす場所」へ

この変化は、僕の中ではかなり大きなものでした。

旅行と移住は別物です。

3泊や1週間なら最高でも、1年間住んだら嫌になる街もあるでしょう。

だから最初は、

「パタヤが好きだから移住したい」

という単純な話でした。

でもベトナムで海外生活を経験していたこともあり、次第にもっと現実的に考えるようになりました。

スーパーはあるか。

病院はどうか。

住居はどうか。

交通はどうするのか。

日本食は食べられるのか。

日本へ帰りやすいか。

毎月いくら必要なのか。

長期滞在する方法はあるのか。

そうやって調べていくと、パタヤは単なる観光地ではなく、外国人が長期滞在する街でもあることが分かってきました。

そこで初めて、

「ここなら本当に生活できるかもしれない」

と思うようになりました。


プーケットにも惹かれた

タイで好きなのはパタヤだけではありません。

プーケットも大好きです。

僕はもともと海のある街が好きです。

日本なら沖縄の離島。

ベトナムならダナン。

インドネシアならバリ。

そしてタイならプーケットやパタヤ。

海があるだけで、なぜか気持ちが落ち着きます。

プーケットには、パタヤとはまた違う魅力があります。

海の美しさやリゾート感を考えると、プーケットで暮らす生活にもかなり惹かれます。

一方で、便利さや街の規模、バンコクへのアクセスなどを考えるとパタヤも捨てがたい。

パタヤか、プーケットか。

これは3年後の移住に向けて、かなり悩むテーマになりそうです。

今すぐ決める必要はありません。

むしろ今後何度も訪れながら、

「旅行者として好きな街」と「生活するのに向いている街」は同じなのか。

自分の目で確かめたいと思っています。


タイに惹かれたのは「自由な空気」かもしれない

なぜ僕はタイにこれほど惹かれるのか。

食事がおいしい。

暖かい。

海がある。

日本から比較的行きやすい。

いろいろな理由があります。

でも一番大きいのは、

「自由な空気」

なのかもしれません。

これは数字では説明しにくい感覚です。

パタヤを歩いていると、本当にいろいろな人がいます。

若者もいる。

家族連れもいる。

一人旅の人もいる。

年配の外国人も多い。

誰がどんな人生を送ってきたのかは分かりません。

でも、みんなそれぞれ自分の時間を過ごしている。

50代になった僕には、その雰囲気がとても魅力的に見えました。

日本で会社員を長くやっていると、

会社での立場。

役職。

年齢。

世間体。

「普通はこうするものだ」

という目に見えないルールに囲まれることがあります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

僕自身、会社員として働いてきたから今があります。

でも人生の後半くらい、

もう少し自分の好きなように生きてもいいんじゃないか。

タイへ行くと、そんな気持ちになります。


ただし「毎日が旅行」の移住はしたくない

ここで一つ、自分への戒めとして書いておきたいことがあります。

僕はタイが好きです。

お酒も好きです。

パタヤも好きです。

だからこそ危険だと思っています(笑)。

旅行なら毎晩飲みに行ってもいいでしょう。

でも、それを365日続ければ生活は崩れます。

お金も使います。

健康にも良くない。

僕自身、お酒では過去に失敗したことがあります。

タイへ移住したからといって、毎日が旅行になってしまえば、おそらく長続きしません。

だから3年後に目指しているのは、

「タイで遊んで暮らすこと」ではなく、「タイに自分の日常を作ること」

です。

朝起きる。

仕事をする。

ブログを書く。

運動する。

妻と食事をする。

時々旅行する。

そして、飲みに行く。

そんな普通の生活です。

その中に海とタイの空気があれば、僕にとっては十分贅沢なのかもしれません。


タイ移住のために「収入」を作る

前回の記事でも書きましたが、僕は勢いだけで移住するつもりはありません。

タイで長く暮らすなら、お金の問題から逃げることはできません。

そこで、これから3年間で取り組むのがネットビジネスです。

目標は、

場所に縛られない収入源を作ること。

日本にいなくてもできる。

ベトナムでもできる。

タイでもできる。

そんな仕事と収入を作りたい。

そして最終的には、副業で年間1,000万円規模の収入を継続できる状態を目指します。

簡単ではないでしょう。

むしろ、かなり難しい目標だと思っています。

でも目標を低く設定して安心するより、

「ここまで行きたい」

という場所を決めて、そこから逆算して動いてみたい。

このブログも、その挑戦の一つです。


2019年の自分に教えてやりたい

2019年、初めてパタヤへ行ったときの僕は、ただ旅行を楽しんでいました。

まさか数年後、

「53歳でタイへ移住する」

という目標を立てるとは思っていません。

ましてや、そのためにネットビジネスを始め、ブログまで書くとは想像していなかったでしょう。

もし2019年の自分に会えるなら、

「お前、数年後かなりタイにハマってるぞ」

と教えてやりたいです(笑)。

人生は面白いものです。

何気なく行った一度の旅行が、その後の人生の方向を変えることがある。

僕にとって、それがパタヤでした。


「好きな場所で暮らす」を一度やってみたい

僕はタイが世界で一番素晴らしい国だと言いたいわけではありません。

日本には日本の良さがあります。

今暮らしているベトナムにも魅力があります。

タイにも当然、不便なところや合わないところがあるでしょう。

実際に住んでみたら、

「旅行のほうが良かった」

と思う可能性だってあります。

それでも僕は、一度やってみたい。

自分が好きになった場所を、自分の意思で生活の拠点に選ぶ。

50代になった今だからこそ、そんな人生を経験してみたいと思っています。

会社に決められた勤務地ではない。

誰かに勧められた場所でもない。

自分で選んだ街で暮らしてみる。

2019年のパタヤ旅行は、僕にそんな選択肢があることを教えてくれました。


すべてはパタヤから始まった

最初は、ただの友人との旅行でした。

「タイに移住しよう」

なんて考えていませんでした。

でもパタヤへ行った。

衝撃を受けた。

また行った。

プーケットにも行った。

そして何度もタイを訪れるうちに、

「また旅行したい」

から、

「ここで暮らしてみたい」

へ気持ちが変わっていきました。

人生が変わるきっかけというのは、意外とそんなものなのかもしれません。

大きな決断から始まるのではなく、

「なんか、この街好きだな」

という小さな感情から始まる。

僕の場合、その街がパタヤでした。

3年後、本当にタイへ移住できるのか。

そして移住先はパタヤなのか、プーケットなのか、それとも別の街なのか。

まだ答えは出ていません。

だからこそ、これから自分で確かめていきます。

タイ移住まで、あと3年。

2019年にパタヤで始まった物語を、今度は「旅行」ではなく「人生」に変えるための挑戦が続きます。

次回は、**「タイ・ベトナム・日本、50代が暮らすならどこがいい?海外生活経験者の比較」**について書きます。

生活費、食事、住みやすさ、言葉、医療、娯楽、そして50代からの暮らしという視点で、3か国を比較してみたいと思います。